定年後の過ごし方はどう決める?仕事と余白を整えるための方法

予定と余白を
一緒に考える
定年後の過ごし方は、仕事や家の用事に、読書・講座・友人との外出などを組み合わせて考えられます。一週間の決まった予定と休息を先に置き、空いたところで試したいことを一つ選べます。
この記事で分かること
疑問がある方は、相談内容に合う窓口へ。
定年後の過ごし方は一週間の予定から考える
定年になっても、仕事や通院、家族の予定が残る人もいます。空いた時間の長さは人によって違います。まず一週間に決まっている予定を書き、残る時間を見てみましょう。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 種類 | 書くことの例 |
|---|---|
| 決まっている予定 | 仕事、通院、家の用事、すでにある約束。 |
| 試したいこと | 読書、地域の講座、友人との外出など。 |
| 空けておく時間 | 休息、移動の余裕、予定を決めない時間。 |
これは暮らしを整理するための記入例です。内閣府の時間を話し合うシートも、現在と理想の生活を並べる構成です。同居する人がいる場合は、それぞれの予定を別々に書いてから話せます。
出典:内閣府「○○家作戦会議」
定年後の過ごし方を身近な場所で広げる
新しいことは、大きな買物や長期の申込みから始めなくても構いません。関心のある本を探す、近所の講座の案内を読むなど、調べる段階から選べます。人と関わりたい日と、一人で過ごしたい日を分けることもできます。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 関心 | 最初の行動 |
|---|---|
| 一人で知識を広げたい | 図書館でテーマを伝え、資料を探す。 |
| 誰かと一緒に学びたい | 公民館の講座案内と見学の可否を確認。 |
| 地域で役割を持ちたい | ボランティアセンターで活動内容を聞く。 |
| 仕事も続けたい | 希望する日数や時間を仕事の窓口へ相談。 |
出典:文部科学省「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」 / 文部科学省「公民館の振興」 / 全国社会福祉協議会「ボランティア・市民活動の振興」 / 厚生労働省「概ね60歳以上の求職者の皆さまへ」
活動があることと、自分が参加できることは別です。対象年齢、居住地、費用、申込みの要否を確かめてから予定に入れます。
定年後の過ごし方を小さく試して見直す
候補がいくつかあるなら、最初に試すものを一つ選べます。見学や単発の体験があるかを聞き、参加後に続けたいかを考えます。全社協も、地域のセンターによる相談や体験の機会を案内しています。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 見ること | 振り返る問い |
|---|---|
| 内容 | 次もやってみたい部分は何だったか。 |
| 移動 | 行き帰りを含めた時間は無理がなかったか。 |
| 費用 | 参加費や道具代を続けて払えるか。 |
| 人との関わり | 参加の頻度や距離感は自分に合ったか。 |
合わなかったら、頻度を下げたり別の候補に変えたりできます。続かなかったことを失敗と決めず、条件が分かったと捉える方法もあります。
定年後の過ごし方を家族と調整するとき
家にいる時間が増えても、家族の予定が空くとは限りません。一緒にすることと、一人でしたいことをそれぞれ話せます。家事や外出の段取りも含めて、変えたい分担を一つ選べます。
出典:内閣府「○○家作戦会議」
定年後の夫婦の時間と家事分担では、話し合う項目を整理しています。
定年後の過ごし方が決まらないときの入口
やりたいことが決まっていなくても、図書館の棚や公民館の案内から候補を知れます。働くか迷っているなら、仕事の相談だけを先に受ける方法もあります。生涯現役支援窓口は概ね60歳以上が対象で、窓口ごとに年齢を確認します。
出典:文部科学省「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」 / 文部科学省「公民館の振興」 / 厚生労働省「概ね60歳以上の求職者の皆さまへ」
最初の一つを探すなら、定年後に何をするか、小さく試す方法へ進めます。
定年後の過ごし方でよくある質問
毎日予定を入れた方がよいですか?
一律の正解はありません。決まっている用事と休む時間を先に置き、無理のない量を試せます。
趣味が見つからないと困りますか?
趣味という名前にこだわらず、少し気になることを調べる段階から始められます。一つに決めず、いくつかの案内を見比べても構いません。
出典・確認した一次資料
- 文部科学省「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」
第二・一・3:資料の貸出、情報・資料探しの支援。各館の具体的サービスは利用案内で確認 - 文部科学省「公民館の振興」
地域住民の学習と交流の場。講座内容は各施設で確認 - 全国社会福祉協議会「ボランティア・市民活動の振興」
地域センターの相談・情報提供・活動先紹介と体験プログラム - 内閣府「○○家作戦会議」
現在と理想の時間、家事分担を話し合う道具。定年世代への効果を実証した資料ではない - 厚生労働省「概ね60歳以上の求職者の皆さまへ」
生涯現役支援窓口。概ね60歳以上、在職者可。窓口ごとに対象年齢が異なる
活動や講座の対象・費用・日程は、各主催者の案内をご確認ください。