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退職後の住民税はいつ払う?退職月ごとの納付方法と確認手順

退職後に届く住民税の納付案内を机で確認する60代の女性

更新日:2026年10月23日 / 定年後の人生 編集部

先に、答え。

退職後の住民税は、退職年度に給与から引かれる残額と、退職した年の所得に対する翌年度分を分けて確認します。退職所得にかかる住民税は、給与分とは別に退職金の支給時に徴収される場合があります。

この記事で分かること

疑問がある方は、相談内容に合う窓口へ。

退職後の住民税は退職年度の残額と翌年度分を分ける

個人住民税は、前年の所得をもとに税額が決まり、給与からの特別徴収では通常6月から翌年5月まで分けて納めます。退職すると給与天引きが止まるため、未徴収額の納付方法を確認します。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

退職後の住民税の三つの区分
税の種類何の所得に対するものか主な時期の確認先
退職年度の給与分の残額その年度にすでに決まっている住民税会社の給与担当、市区町村
退職した年の所得に対する分退職した年の1月から12月までの所得翌年度の市区町村通知
退職所得にかかる分退職金などの退職所得支払者、市区町村

退職時に残額を一括徴収されても、翌年に納税通知書が届くことがあります。これは同じ税を二度払うという意味ではなく、課税年度と所得の年が異なる場合があります。通知書に書かれた年度と対象所得を確認します。

出典:瑞浪市「退職後に住民税の通知書が届く理由」 / 京都市「退職した場合、住民税はどのように納付するのですか」

退職後の住民税は退職月と給与の支給額で納め方が変わる

退職年度の未徴収額は、退職時に一括徴収される場合があります。納付書で本人が納める方法へ切り替わる場合もあります。退職月や支給額によって扱いが異なるため、会社と市区町村の案内を確かめてください。

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退職時期ごとに確認する住民税の扱い
退職時期の例確認する扱いまず聞く相手
6月から12月残額を本人納付に切り替えるか、希望により一括徴収するか会社の給与担当
1月から4月原則、最後の給与や退職金から一括で差し引くか会社と市区町村
5月その年度の最終分がどの給与で引かれるか会社の給与担当
退職後に再就職普通徴収分を新しい勤務先の特別徴収へ切替できるか新しい勤務先と市区町村

上の区分は手続の確認目安です。自治体の案内では、1月から4月の退職は、原則として給与や退職金から残額を一括で差し引きます。地域や退職時の状況で扱いが変わるため、通知書と最新の市区町村案内を見ます。

出典:横浜市「退職した場合の住民税の手続き」 / 京都市「退職した場合、住民税はどのように納付するのですか」

退職後の住民税は退職した年の所得に対して翌年度にも届く

前年中に所得があれば、翌年度分の住民税が課税されることがあります。退職後に働いていない月が続いても、前年の所得に対する税額は別の年度に納める場合があります。

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退職後の住民税で確認する書類
確認書類確認する項目問い合わせ先
退職前の給与明細住民税の最終控除月、控除額会社の給与担当
退職時の給与・退職手当明細一括徴収の金額と対象年度会社の給与担当
納税通知書・納付書年度、対象所得、納期限、納付方法市区町村の住民税窓口
給与所得者異動届の処理状況特別徴収から普通徴収への切替会社、市区町村

会社が市区町村へ提出する異動届にもとづき、本人宛ての納付書が送られることがあります。退職後に届いた通知書を放置せず、納期限と対象年度を確認します。わからない項目は、通知書に記載された窓口へ尋ねます。

出典:瑞浪市「退職後に住民税の通知書が届く理由」 / 鹿児島市「退職後の住民税の支払いと手続き」

退職後の住民税と退職金の住民税は別に確認する

退職所得にかかる住民税は、給与所得などに対する住民税とは別に計算され、退職金から徴収される場合があります。退職金に対する所得税の申告書を支払者へ提出する話とも別です。

退職金の所得税と申告書は、別の記事で整理しています。退職金の税金と申告書の提出手順をご覧ください。給与分の住民税の残額や翌年度分は、本記事の案内に沿って市区町村へ確認します。

出典:京都市「退職した場合、住民税はどのように納付するのですか」 / 国税庁「退職金と税」

退職後の住民税を会社と市区町村へ聞く順番

最初に会社へ、退職年度の残額が一括徴収か普通徴収かを尋ねます。次に市区町村へ、翌年度の納税通知と退職所得分の扱いを確認します。回答は年度と税の種類を分けて記録します。

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住民税について会社と市区町村へ聞くこと
質問すること会社へ聞く内容市区町村へ聞く内容
退職年度分最終給与で引く額、異動届の提出予定普通徴収へ変わる時期
翌年度分再就職先で天引きできるか通知書の送付時期と納期限
退職所得分退職金から徴収する額と明細退職所得分の課税・納付記録

納付額の個別試算はせず、通知書や給与明細に記載された年度・金額を窓口で照合します。住所地が変わった場合も、通知書に記載された自治体へ先に連絡します。制度の最新案内と納期限は、毎年の通知で確かめます。

出典:鹿児島市「退職後の住民税の支払いと手続き」

退職後の住民税についてよくある質問

退職時にまとめて払ったのに、翌年6月にも通知が来ますか?

退職年度の残額と、退職した年の所得に対する翌年度分が別なら、通知が届くことがあります。通知書の課税年度を確認してください。

退職金から住民税が引かれたら、給与分も払ったことになりますか?

退職所得にかかる住民税と給与所得などにかかる住民税は別に扱われます。どの年度・所得の税か、明細と通知書で確認します。

住民税の額を払えないときはどうしますか?

納付書に記載された市区町村の収納窓口へ、納期限前に相談してください。分割や猶予の可否は自治体の制度と個別事情で異なります。

出典:瑞浪市「退職後に住民税の通知書が届く理由」 / 京都市「退職した場合、住民税はどのように納付するのですか」

退職後の住民税を相談する窓口

退職年度の給与天引きや異動届は、まず会社の給与担当に確認します。納税通知書の年度、納期限、納付方法は、通知を出した市区町村の住民税担当へ問い合わせます。自治体ごとの案内を確認し、別地域の例をそのまま当てはめないでください。

出典:総務省「個人住民税」

出典・確認した一次資料

個別の契約や制度の適用は、担当する公式窓口に確認してください。

次に知りたいことから、もう1本。

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