定年後の生き方を女性が考えるには?自分の時間と役割を整理

自分の希望を
言葉にしてみる
定年後の生き方は、仕事を続ける、学ぶ、人と会う、一人の時間を増やすなどから考えられます。女性だから家の役割を引き受けると決めず、続けたいことと減らしたい負担を分けて話せます。
この記事で分かること
疑問がある方は、相談内容に合う窓口へ。
定年後の生き方を女性が自分の希望から考える
本人が定年を迎える場合も、配偶者の定年で生活が変わる場合もあります。仕事や家族の形は人それぞれで、全員が同じ役割を持つわけではありません。まず、自分が続けたいことと変えたいことを分けて書けます。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 項目 | 自分に聞くこと |
|---|---|
| 続けたい | 今の暮らしで残したいことは何か。 |
| 減らしたい | 負担が重いこと、頼まれると困ることは何か。 |
| 試したい | まだ始めていないが気になることは何か。 |
| 相談したい | 一人では変えにくいことは何か。 |
上の表は本人の希望を整理するための例です。家族と暮らす場合は、内閣府の時間や家事のシートも話す手がかりになります。定年世代への効果を証明した方法として紹介するものではありません。
出典:内閣府「○○家作戦会議」
定年後の生き方と家事の役割を見直す
家にいる時間が増えたからといって、すべての用事を引き受ける必要はありません。家事には、作業だけでなく献立や在庫を考える負担もあります。誰が何を担当しているか、見えにくい段取りまで書き出せます。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 役割の例 | 分けて考えること |
|---|---|
| 食事 | 献立、買物、調理、片付けの担当。 |
| 家の管理 | 在庫、掃除、手続き、期限を覚えること。 |
| 家族の予定 | 連絡、送迎、予約などを誰が調整するか。 |
| 自分の予定 | 一人で使う時間と、対応できない時間。 |
全部を一度に変えるより、最初に見直す分担を一つ話せます。担当する人だけでなく、頻度や作業の範囲も確認します。同居していない場合も、親族から頼まれることと自分の予定を分けられます。
出典:内閣府「○○家作戦会議」
定年後の生き方に仕事や学びをどう組み込む?
働く、学ぶ、地域と関わる、一人で楽しむなど、複数の選択肢があります。収入になるかだけで、自分にとっての意味を決める必要はありません。まず興味に合う情報を一つ調べてみる方法もあります。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 希望 | 調べる先 |
|---|---|
| 仕事を続けたい | ハローワークで勤務時間と経験に合う求人を相談。 |
| 新しいことを学びたい | 公民館の講座案内、図書館の資料。 |
| 一人の時間を増やしたい | 好きな本や制作など、自宅で試せる内容。 |
| 人と交流したい | 地域の講座や活動の見学条件。 |
出典:厚生労働省「概ね60歳以上の求職者の皆さまへ」 / 文部科学省「公民館の振興」 / 文部科学省「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」
生涯現役支援窓口は概ね60歳以上が対象ですが、窓口ごとに年齢条件が違います。講座も対象者や費用を確認してから申し込みます。60歳の女性の仕事探しでは経験と勤務条件を整理できます。
定年後の生き方に介護の負担が重なるとき
家族の介護がある場合は、自分の時間だけで調整しきれないこともあります。介護が必要な家族の地域包括支援センターへ、困りごとを相談できます。本人の希望と、自分が対応できる範囲を分けて伝えられます。
表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。
| 内容 | 伝えること |
|---|---|
| 本人の暮らし | 住所、日常で困っている場面、本人の希望。 |
| 自分の状況 | 仕事、住む場所、対応できる時間。 |
| 難しいこと | 一人では続けられない作業や予定。 |
| 聞きたいこと | 利用できる支援と、次に確認する窓口。 |
女性だから主に担う、という前提で分担を固定する必要はありません。親の介護の相談と仕事の両立も確認できます。
定年後の生き方を考える最初の一歩
メモに書いた希望から、今週調べるものを一つ選べます。本を探す、講座の案内を読む、相談窓口へ連絡するなど、申込みの前の段階でも構いません。調べた後に、続けてみたいかを考え直せます。
出典:文部科学省「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」 / 文部科学省「公民館の振興」
定年後の趣味を探す方法では、費用や参加条件を見比べられます。
定年後の生き方を考える女性のよくある質問
配偶者と同じ予定に合わせるべきですか?
一緒にしたいことと、別々にしたいことを分けて話せます。相手が家にいることと、自分の予定が空いていることは別です。
大きな目標が見つからないといけませんか?
大きな目標から始めなくても構いません。残したい日常や、少し気になることを言葉にするところから考えられます。
出典・確認した一次資料
- 内閣府「令和2年版男女共同参画白書・特集」
家事・家庭のマネジメントも含めて負担を捉える。割合を個々の夫婦に当てはめない - 内閣府「○○家作戦会議」
現在と理想の時間、家事分担を話し合う道具。定年世代への効果を実証した資料ではない - 厚生労働省「家族介護に直面している方への支援」
介護が必要な家族の居住地を担当する地域包括支援センターへ相談 - 文部科学省「公民館の振興」
地域住民の学習と交流の場。講座内容は各施設で確認 - 文部科学省「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」
第二・一・3:資料の貸出、情報・資料探しの支援。各館の具体的サービスは利用案内で確認 - 厚生労働省「概ね60歳以上の求職者の皆さまへ」
生涯現役支援窓口。概ね60歳以上、在職者可。窓口ごとに対象年齢が異なる
活動や講座の対象・費用・日程は、各主催者の案内をご確認ください。